内臓脂肪を減らすのに役立つ栄養素&食べ物を紹介

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おすすめの栄養素&食べ物をピックアップ

お腹が空いている女性

食事に気を使うことは内臓脂肪を落とす基本の柱になるものです。しかし、内臓脂肪を落とそうとするあまり無理なダイエットや食事制限を行うことは禁物です。内臓脂肪は栄養バランスが悪い状態下にあると、どんどんと蓄積されやすくなります

 

よく内臓脂肪をくい止めるためにコレステロールも全てシャットアウトする傾向が強いものですが、実はコレステロールは体の必須成分であり適度な量を消化することは大切なのです。

 

このように食べ物に関しては内臓脂肪の大敵と思われるイメージによる考えが先行している気配があり、先に触れたかえって肥満を招く栄養不足状態を引き起こしているのです。

 

勿論摂取カロリーを制限することは大切ですが、そのうえで万遍なく栄養を摂取するようにしていきましょう。

 

私たちが普段口にする食べ物の中には内臓脂肪を抑制する働きを齎すものが存在します。きちんとバランスを考慮したうえで適量を毎日の食事の中に取りいれて内臓脂肪を減らしていきましょう。

 

イノシトール

トマト

ビタミンB群であるイノシトールは抗脂肪肝ビタミンと呼ばれる成分です。

 

停滞蓄積する脂肪を流動的にして、血管内や肝臓のコレステロールをスッキリと排出します。このため、脂肪分の多い食事の救世主的存在として知られ、食事にプラスすることでコレステロールから派生する動脈硬化を予防する効果に注目されています。

 

またコレステロール以外にも中性脂肪にも作用を現すだけではなく、腸の蠕動運動に関わる筋肉を収縮させるので蠕動運動を活発にします。

 

慢性的な便秘もスムーズな便通へと改善するので、便秘から派生する血管内への悪玉菌の影響を抑制して、脂肪蓄積を起こしにくい代謝効率の良い体質へと導く働きが期待できます。

 

その他の効果

コレステロール値の抑制

動脈硬化、糖尿病などの生活習慣用の予防

飲酒によるコレステロールをセーブする

ストレスの緩和作用

発毛、育毛効果

強迫性障害やパニック障害などの脳機能障害の改善

肥満予防

 

イノシトールが含まれる食べ物

とまと、グレープフルーツ、オレンジ、メロン、桃、すいか

 

リボフラビン(ビタミンB2)

ヨーグルト

細胞膜内から出る過酸化脂質を分解するグルタチオンとグルタチオンオキシターゼの働きをサポートすることで脂質や炭水化物の代謝を促す栄養素です。

 

粘膜の保持や増強を促進しながらエネルギーを代謝するので、脂質の摂りすぎが気になる食事面では摂取による内臓脂肪の蓄積を抑制することが期待できます。

 

日本人はリボフラビンが不足しやすいといわれますので、適量の範囲内で積極的な摂取を心掛けるようにしましょう。

 

リボフラビンは不足すると肌荒れや、皮膚の張や艶が無くなるといった症状があらわれます。この肌にあらわれるシグナルをキャッチして、リボフラビンの不足をなくすように注意するとよいでしょう。

 

その他の効果

脂肪燃焼効果により脂質過剰の取り込みを抑える

心筋梗塞の抑制効果

新陳代謝とエネルギー代謝の促進

皮膚や髪、爪の健康保持

成長促進作用

生活習慣病の予防と改善

 

リボフラビンが含まれる食べ物

牛レバー、鶏レバー、豚レバー、牛乳、ヨーグルト、納豆、卵、きのこ、アーモンド、うなぎ、ホタテ貝、ほうれん草、さんま、ぶり、さば、かれい

 

この他にも、食物繊維やDHAやEPAといった成分も内臓脂肪を排泄する作用に長けた栄養素がみられますが、1日の必要総摂取カロリーを実際に算出したうえで、あますことなく毎日の食事の中で取りいれるように実践「していきましょう。